いおまこは至高

ついにアイマスに手を出してしまいました、アイタ☆←←
百合なので有害ですよ!


「…伊織」
「何よ」
声をかけたら、じろりと視線を向けられた。
何だか睨まれてる気分だ。
「寒い。すっごい寒い」
伊織はふんと小さくため息をついた。
「当たり前でしょ?12月なんだから」
「伊織はいいよね〜…手袋してるから。ボクなんて手が冷たくて」
「だったら、こうすればいいでしょ?」
そう言って伊織は右手の手袋を脱いで、真の右手に被せた。
さすがに真も驚いた。
「これなら寒くないでしょ」
「でも伊織が冷たくなるよ」
その瞬間、真の左手に、温かい感触。
伊織の小さな手だと理解するのに1秒ほどかかった。
「行くわよ」
恥ずかしいのか、ぷいっと顔を背けた。
「…伊織ありがとう。手、温かいね」
「な、何言ってんのよ」
赤くなっている伊織に笑いかける真。
クリスマスはもうすぐだ。