何もネタがないので

CP小話書きますね。
凌←陸です。


凌統殿、好きな方はいるんですか?」
向かいに座っている陸遜が聞いてくる。
凌統はアイスコーヒーを飲みながら目線をそちらに合わせた。
「何で?」
「いえ、特別な意味はありませんが」
忘れてくれて構いませんよ、と顎杖を突いて笑う。
「絶賛フリー中だぜ。いい相手がいないんだよねえ」
凌統は顔立ちは整っているが、何故か恋人には縁がない。
何となく妖艶な雰囲気を放っているので、近寄りがたいのはそうだが。
陸遜はレモンティーのストローから唇を離した。
「それを聞いて安心しました」
ムッと不機嫌になる凌統
「何だよ。恋人いないオレに対して優越感?」
「そうじゃありません」
だって、貴方に恋人がいないなら
「私が恋人になりましょうか?」
貴方に接近できますから。