暇なので

久しぶりに書いてみようかと。
親×凌…かな?(自信ない…


ある夜のことだった。
眠っていた元親は人の気配で目が覚めた。
布団から上半身だけ起こす。
扉に目をやると、凌統が立っていた。
「どうした?」
と聞くと、相手は困ったように笑った。
「どう…ってわけでもないんだけどね。
何だか眠れないから…ちょっと元親さんの顔見たくなって」
「そうか」
ダメかな、と尋ねる凌統に、元親は首を横に振った。
それから上布団を少し上に上げて広げる。
「寝るか?」
凌統は驚いて聞き返す。
「いいの?」
無言の肯定に、嬉しくなって歩み寄る。
「ありがと。…じゃあおやすみ」
「ああ。おやすみ」
左横に元親の温もりを感じながら、凌統はゆっくりと目を閉じた。
フクロウの鳴く声だけが静かに木霊していた。



ここから発展はないです、多分。
そういう関係としては2人とも見てません。
これから先どうなるかは分かりませんが。